AKB48の髙橋彩音が3月1日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーで1st写真集『ひとり姉妹』(秋田書店)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に出席し、デビューから約12年を経て実現した待望の写真集への思いや撮影秘話などを語った。

本作は、東京湾を臨む都心スタジオと沖縄・宮古島を舞台に撮影。都内では大手町のビル群を背景にした開放感あふれる空間で、柔らかな笑顔とどこか物憂げな表情を対比させた。一方の宮古島では、伝統的な古民家やさとうきび畑、ラグジュアリーなヴィラ、そして透明度の高いビーチなど、日本屈指のロケーションを存分に生かしたカットが並ぶ。全日程が晴天に恵まれたといい、自然光の中で見せる伸びやかな姿が印象的な一冊となっている。

写真集発売の話を最初に聞いたときは「本当じゃないと思った」と率直に振り返る髙橋。「なくなるかもしれないし、社長が適当に言っているのかなと思っていた(笑)」と明かし、具体的なスケジュールが決まったときに初めて実感が湧いたという。「まさか自分が出せるとは思っていなかったので本当にびっくりしました。でも、ファンの方から“いつか写真集を見たい”と言ってもらっていたので、その声に応えられることがうれしかった」と笑顔を見せた。

今作では水着カットに加え、初のランジェリーカットにも挑戦。さらに一歩踏み込んだ大胆な露出にも挑戦した。「正直、しなくてもいいならしなくてもよかったのかもしれないけれど、“あった方がうれしいよ”と言ってもらって。それなら挑戦しようと思いました」と決意の背景を語る。「写真集は雑誌よりも特別なもの。私のことを好きでいてくれる方が手に取ってくださるからこそ、特別感を出したかった」とファンへの思いをにじませた。


中でも大きなインパクトを放つのが“フルーツブラ”のカット。当初は“手ブラ”案もあったというが、「人と違うことをしたい」と宮古島らしさを生かしたフルーツ案を自ら提案。バナナやオレンジ、マンゴー、パパイアなど色鮮やかな果実を組み合わせたビジュアルに仕上がった。「カラフルでかわいくなりました」と満足げに語り、「撮影後はスタッフさんがおいしくいただいたそうです」と会場を和ませた。


完成した写真集は前日の握手会でメンバーにも披露。「衣装がたくさんあっていろいろな姿が見られるね、と好評でした」としつつ、「こんなに脱いじゃったの?と驚かれました」と苦笑い。特に同期でAKB48グループ総監督の倉野尾成美は大きなリアクションを見せたといい、「まだ私のことを大人だと思っていなかったみたいで、“見ていいの?”って(笑)。びっくりしてくれたのが逆にうれしかった」と振り返る。
お気に入りの一枚は、自身の身長の倍近くに伸びた草の前で撮影した幻想的なカット。「小人みたいでかわいいとメンバー人気が高かった」と明かし、作品全体に流れるファンタジックな世界観を象徴する場面でもあるという。

タイトル『ひとり姉妹』は秋元康氏から提示された候補の中から選んだ。当初は意外に感じたものの、「他にも素敵な案がたくさんあって1時間ほど悩みましたが、なぜかこのタイトルが頭から離れなくて。インパクトも大事だと思い決めました」と経緯を説明。“姉”という言葉には、自身の中にある大人の一面を映し出したいという思いも重なる。「みんなの中ではまだ子どもなイメージがあるけれど、この写真集では“姉”の部分がちゃんと出ていると思います」と胸を張った。

自己採点は100点満点中95点。「もっとかわいくなれたはず、とか表情の作り方はまだ学べると思う」と向上心をのぞかせつつ、「自分の人生の中でとても大事な一冊になる」と力を込める。「また機会があれば次も挑戦したい」と次作への意欲もにじませた。
今後の抱負については「まずは老けずに頑張りたい」と笑顔。「若いと言ってもらえることが自分の特徴。そこを生かしてフレッシュでいられるよう磨き続けたい」と語る。若さを保つ秘訣としては「マインドが一番大事」と強調。「疲れたと言わず、体力があると思い込むこと。自分がワクワクすることをたくさん取り入れて、楽しさでいっぱいにするようにしています」と前向きな姿勢を明かした。


書誌情報
AKB48髙橋彩音1st写真集『ひとり姉妹』

発売日:2026年2月28日(土)
デジタル版:同時発売
発売元:秋田書店
価格:3,300円(税込)
撮影:佐藤容平
