映画『#拡散』の初日舞台挨拶が2月27日(金)に東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、主演の成田凌、共演の沢尻エリカ、山谷花純をはじめ、赤間麻里子、船ヶ山哲、鈴木志音、そしてメガホンを取った白金(バイ・ジン)監督が登壇した。
本作は、コロナ禍を経た現代社会を背景に、真偽不明の情報やフェイクニュースが瞬時に拡散されていくネット社会の実像を描く社会派ドラマ。ワクチン接種の翌日に妻を亡くした主人公・浅岡信治が、死因を巡って医師を糾弾。その出来事を地方紙記者が取材し、やがてネット上で大きな波紋を呼んでいく姿がリアルに映し出される。

主人公・浅岡信治を演じた成田は、開口一番「初日に見ていただけて本当にうれしいです。感謝しています」と観客へメッセージ。続けて「そして、ステージが涼しくてエリカ様が上機嫌です。よろしくお願いします」とユーモアを交えて会場を和ませた。
新聞記者・福島美波役の沢尻は「初日を迎えられてうれしく思っています」と感謝を伝えつつ、「裏がめちゃくちゃ暑くて!」と舞台裏の状況を説明。成田も「『暑くてやばい!涼しくして!』って(笑)」と明かし、息の合った掛け合いで笑いを誘った。


成田と沢尻の共演は本作で2度目。成田は「初めて共演したのは『人間失格』で6年前くらい。こんなにがっつりお芝居するのは初めてだったので、毎日わくわくしていました」と語る。沢尻も「楽しかったです。付いていこうと思っていました」と応じ、互いへの信頼関係をのぞかせた。
久しぶりの共演について成田は「常に勢いがある方なので、現場にいるとすごく力を感じます」とコメントしつつ、「沢尻さんは早めに東京に帰られたので、現場の士気はだいぶ下がりました(笑)」と冗談めかして告白。
約7年半ぶりの映画出演となる沢尻は「ちょっと緊張していた」と本音を明かしながらも、「成田さんがすごく現場を引っ張ってくれていたので、頼もしいなって思いながらやっていました」と語った。


浅岡信治の妻・明希役の山谷は、同じ事務所の先輩である沢尻との共演について「夢のような時間でした」と目を潤ませながら、「いつか一緒に映画の舞台挨拶に立ちたいと思っていました。その夢が今日叶ってすごくうれしいです」と喜びを表現した。
さらに「この場所でこの言葉を言うのは間違っているかもしれないですが『おかえり』って伝えたいです」とメッセージを送ると、沢尻は「めっちゃうれしいです!」と声を弾ませた。

イベントでは、劇中で主人公がSNSに没頭していく展開にちなみ、「思いのほかハマってしまったこと」についてもトークが展開。
沢尻は「1つのことをやり始めるとハマっちゃう性格で、小学生ぶりに『桃鉄』をやったらあまりにもハマってしまって、永遠にやり続けてしまった」と告白。「コンピューターとずっと対戦したんですが、物件を全部買い占めると電車がゴールドになるんです。これ本当なんです。ただの暇人なんですけどね(笑)」と笑わせた。
成田も「ゲームってハマっちゃいますよね」と共感し、「銃を横に移動しながらゾンビをバンバン打って、アイテム取ったらまたバンバン打つというやつをずっとやって、『楽しかった』みたいな(笑)」と身ぶりを交えて語った。


イベント終盤、成田は作品への思いをあらためて口にした。「とてもチャレンジングな企画だったので心が踊ったんですが、同時に少し迷う自分もいました」と率直な心境を吐露。しかし「これは映画人としてこの時代にやらなければいけない作品だと思って脚本を読み進め、一目惚れをして、この作品をここにいる皆さんと作ることができた」と語り、「見ていただいて、人に話していただいて、拡散していただいて、初めてこの映画は完成します」と呼びかけ、舞台挨拶を締めくくった。

作品情報
映画『#拡散』

出演:成田凌、沢尻エリカ、淵上泰史、山谷花純、赤間麻里子、船ヶ山哲、鈴木志音、DAIKI、MIOKO、高山孟久 ほか
原案・編集・監督:白金(KING BAI)
脚本:港岳彦
制作プロダクション:株式会社白菜娯楽
宣伝:プリマステラ
配給協力:チームジョイ株式会社
主題歌:「sunrise」/野田愛実(avex trax)
小説版:『#拡散』(プレジデント社刊)港岳彦 著
配給:株式会社ブシロードムーブ
2026年2月27日(金)より全国公開中
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