人気コミック『ニッターズハイ!』(KADOKAWA)を原作とした舞台版の上演が決定した。脚本・演出を手がけるのは松多壱岱。主人公・浜仲健斗役には森崎大祐、黒葉類役には沖矢悠が名を連ねる。
本作は、怪我をきっかけに陸上競技から離れることになった元アスリートの少年が、「編み物」との出会いを通して再び自分自身と向き合っていく青春群像劇。編み物に没頭することで得られる独特の高揚感を「ニッターズハイ」と表現し、傷ついた心を少しずつ編み直していく姿が描かれる。

脚本・演出を担当する松多は、作品について「好きなことに夢中になる瞬間の尊さ」を軸に据えた舞台であると語る。「男が手芸をすること」への先入観を越え、純粋に情熱を注ぐ登場人物たちの姿を通して、観客自身が“何かに没頭したくなる気持ち”を呼び起こしたいという想いが込められている。
主人公・浜仲健斗を演じる森崎は、原作を読んだ際に、挫折を経験しながらも不器用なりに前へ進もうとする健斗の姿に強く心を動かされたという。自分のことだけでなく、周囲を思いやる健斗の人柄にも魅力を感じており、舞台化にあたっては原作への敬意を大切にしながら、一つひとつ丁寧に役と向き合っていきたいと意気込みを見せている。
また、黒葉類役を務める沖矢は、出演決定の発表を心待ちにしていたと明かす。近年の編み物ブームの中で、原作が多くの人に支持されていることを実感しており、「作品を編み上げるように、真心を込めて舞台を作りたい」とコメント。観客と劇場で作品世界を共有できる日を楽しみにしている様子だ。
物語は、かつて全国レベルの陸上選手だった浜仲健斗が、怪我によって夢を失い、高校で出会った“編み物”と個性豊かな仲間たちによって、新たな一歩を踏み出していく過程を描く。糸を編むように紡がれる友情と成長の物語は、世代や性別を問わず共感を呼びそうな内容となっている。
舞台『ニッターズハイ!』は、2026年4月15日から19日まで、東京・築地本願寺ブディストホールにて上演予定。青春の熱量と優しさが交差するクラフトライフストーリーにも注目を集めそうな一作となっている。
公演情報
・作品名:舞台『ニッターズハイ!』
・原作:猫田ゆかり『ニッターズハイ!』(KADOKAWA)
・脚本・演出:松多壱岱
・出演:森崎大祐、沖矢悠 ほか
・公演期間:2026年4月15日(水)~4月19日(日)
・会場:築地本願寺ブディストホール(東京都中央区)
・主催・制作:株式会社HIKE
・宣伝:キョードーメディアス
※本記事は、公式発表および関係者コメントを参考に、内容の趣旨を損なわない範囲で構成・表現を整理し、編集・再構成しております。

